北海道・江差町にある「社会福祉法人あすなろ福祉会」が、グループホームでくらそうとする知的障害のあるカップルに、不妊処置(子どもができないような体にすること)を20年以上も求めていた報道がありました。
ピープルファーストジャパンでは、ピープルファースト北海道の仲間を中心に、2023年1月12日~13日に「あすなろ福祉会」「江差町」「北海道」に抗議を行いました。
パンジーメディア「きぼうのつばさ」で、ピープルファーストの抗議行動を特集しています。
第77回放送「今もつづく、優生思想。北海道・あすなろ福祉会~ピープルファーストのたたかい~」
ピープルファーストは、1973年、アメリカのオレゴン州で ひらかれた会議で、ハンディのある当事者が 「ちえおくれ」や 「知的障害者」と レッテルを はられることが どんなに いやか、ということを はなしあい、「人に どのように しられたい?」と きかれ、
「わたしたちは 『しょうがいしゃ』であるまえに 人間だ」
と こたえたのが きっかけで 生まれました。
1991年、「ピープルファースト」の全国組織として、世界で はじめて「カナダ・ピープルファースト」ができました。そして、アメリカにも 組織ができ、その考え方や 活動が 日本でも当事者の運動として ひろがってきました。
「自分たちのことは、自分たちで決める」という 親や職員が決めるのではない
『自己決定』から はじまった当事者運動です。
わたしたちは、ピープルファーストを しって、 元気が でました。
いままで わたしたちが うけてきたことが 「差別」なんだと わかりました。
自分たちのことを 自分たちが 社会に うったえていくことが 大切なんだと わかりました
ピープルファーストは
キリン福祉財団の助成を
うけて、活動しています。